タイ語通訳者を介した会話の特色

通訳者を仲立ちとする場合、一つの話題を取り上げるのに端的には通常の二倍の時間がかかる訳ですが(同時通訳はこの限りではありません)、これは特にタイ語通訳に限ったことではなく、通訳者を仲立ちとする会話では、やむを得ない事と言えます。


一般的に、タイの方は話好きで、会話中の区切りも少なく、「話がながーい・・・」と感じます。この傾向は、タイ語通訳者を介した会話では、時として、かなりのストレスとなります。


まず、自身の発言に対する反応が相手から直ぐ返ってこない。 短い問い掛けに対して、その何倍もの長い返答が返ってきたりします。返答そのものが当を得たものであれば、辛抱して聞く価値があったと思えるのですが、しばしば、まったく要領を得ないピントのずれた返答を、延々と聞く事になったりします。

結論を重視するセッカチ型の人にとっては、本当に隔靴掻痒の感を受けます。通訳者を介してのビジネスを行ってきた、当ホームページのお客様に対しては、釈迦に説法となりますが、話のテンポが、3倍も4倍も遅くなるのが常であることをご理解頂ければと思います。


泰緬鉄道 タイとビルマを結んでいた鉄道

泰緬鉄道

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